エピソード
シーズン1エピソード1 - 第1話
2002年4月16日59分創立30周年を間近に控えた白金学院高校は、初めての女性教師の赴任に華やいだ空気が漂っていた。これまで、男子校であるこの学校には川嶋菊乃(中澤裕子)という保健室の先生はいたが、学科を担当する教師を、それも2人も迎えるのは今回が初めて。だが、女性教師の1人で、初めて教壇に立つ23歳の山口久美子(仲間由紀恵)が、校長の指示で、3年D組の担任になると聞いた教師たちは、揃って不安を口にした。3年D組は、問題児ばかりをかかえた最悪のクラスだったからだ。©森本梢子/集英社 ©NTVプライムに登録シーズン1エピソード2 - 第2話
2002年4月23日46分静香(伊東美咲)が計画した合コンに参加した久美子(仲間由紀恵)が、偶然、不良グループに襲われている南を助けた。一緒にいた篠原(沢村一樹)と柏木(坂田聡)が逃げる不良たちを追跡したが、補導に失敗。久美子が南を逃がしたため、白金学院の生徒が被害を受けたとの情報だけが、学校の職員室に届いた。©森本梢子/集英社 ©NTVプライムに登録シーズン1エピソード3 - 第3話
2002年4月30日46分学校の周辺で、お年寄りや女性を狙った連続ひったくり事件が発生。教頭の猿渡(生瀬勝久)らは、犯人が学院の生徒だったら久美子(仲間由紀恵)のクラスの生徒に違いない、と最初から3年D組に疑いの目を向ける。そんな中、久美子は、事務員の話から、内山(小栗旬)が半期分の授業料を滞納している、と知った。内山は、父親が死亡したため、現在母親の内山さゆり(朝加真由美)と2人暮らし。さゆりは、生活費や内山の学費を稼ぐため、昼は食堂で夜も弁当工場で懸命に働いている。病気がちのさゆりが、息子の卒業を夢見て頑張っていると気付いた久美子は、出来るだけ力になろうと心に決めた。©森本梢子/集英社 ©NTVプライムに登録シーズン1エピソード4 - 第4話
2002年5月7日46分中間考査が来週に迫ったある日、久美子(仲間由紀恵)に、静香(伊東美咲)が銀座のクラブでホステスをしているとの情報が入った。たまたまクラブに行ったてつ(金子賢)の話によると、静香は海外旅行の資金を貯めるため週2,3回バイトをしており、学校には絶対バレないとタカをくくっているらしい。最近、静香の遅刻が多いことを思い出した久美子は、気が気ではではない。そんな折、職員室の猿渡(生瀬勝久)のパソコンに、ホステス姿の静香の画像が送信されてきた。これを見た猿渡は、ビックリして静香に詰め寄る。突然、自分の秘密が暴露された静香は、狼狽して何も反論できない。©森本梢子/集英社 ©NTVプライムに登録シーズン1エピソード5 - 第5話
2002年5月14日46分慎(松本潤)は、たまたま久美子(仲間由紀恵)の携帯を拾ったことから、久美子が四代目を襲名するかもしれない大江戸一家の“お嬢”だと知ってしまった。しかし、龍一郎(宇津井健)に「実家のことを黙っていて欲しい」と頼まれ、頭を下げられた慎は、久美子の頑張りぶりを見てきたこともあって、秘密を守ろうと心に決めた。©森本梢子/集英社 ©NTVプライムに登録シーズン1エピソード6 - 第6話
2002年5月21日46分校内で行われるクラス対抗の球技大会の日が近づいてきた。勝負ごととあっては黙っていられない久美子(仲間由紀恵)は、優勝に向けて燃え上がる。試合は、サッカー、ソフトボール、卓球ダブルス、バスケットボールの4種目で、この総合成績で優勝が決まる。しかし、久美子からこの話を聞いた生徒たちは、ほとんど関心を示さない。しかも、3年D組には、生徒が26人しかいないため全種目にエントリーできず、優勝する見込みがないのだ。©森本梢子/集英社 ©NTVプライムに登録シーズン1エピソード7 - 第7話
2002年5月28日46分久美子(仲間由紀恵)が、学校の校門で慎を待っていた女子高生の妹・なつみ(市川由衣)と顔見知りになった。なつみの話によると、慎(松本 潤)は現在、実家から離れて一人暮らし。慎と父親とは、何か折り合いが悪いらしい。©森本梢子/集英社 ©NTVプライムに登録シーズン1エピソード8 - 第8話
2002年6月4日46分菊乃(中澤裕子)が一泊二日の研修旅行に出発しようとした時、菊乃の7歳になる息子・裕太(小堀陽貴)が学校に現れた。菊乃の話によると、昨年、菊乃の夫が死亡したため、裕太は山梨に住む父方の祖父母と3人暮らし。この日は、裕太の学校が休みだったためわざわざ菊乃に会いにやってきたようなのだ。途方にくれる菊乃に頼まれた久美子(仲間由紀恵)は、仕方なく裕太を一日だけ預かることになった。小さな客人を迎えた大江戸一家は、いつもと違う接待をすることになり慌てまくる。てつ(金子賢)やミノル(内山信二)に遊んでもらった裕太は、楽しい思い出を胸に眠りについた。©森本梢子/集英社 ©NTVプライムに登録シーズン1エピソード9 - 第9話
2002年6月11日46分白金学院のバレーボール部が全国大会に出場することになり、学内は応援ムード一色。校長の白川(田山涼成)や猿渡(生瀬勝久)は、学校の知名度が上がれば受験者数も増えるとニンマリ。久美子(仲間由紀恵)は、チアガールになって応援しようと静香(伊東美咲)と菊乃(中澤裕子)に持ちかけるがアッサリ断られてしまう。仕方なく久美子は、勝手に内山(小栗旬)を団長に任命し、野田(成宮寛貴)、南(石垣佑磨)、熊井(脇知弘)に声をかけ応援団を結成。団員の勧誘を開始した。©森本梢子/集英社 ©NTVプライムに登録シーズン1エピソード10 - 第10話
2002年6月18日46分一緒に飲みに行く約束をしていた皆がそれぞれ突然のキャンセル。偶然にも篠原(沢村一樹)と2人きりで出かけることになった久美子(仲間由紀恵)は有頂天!ところがその直後、篠原が女性と腕を組んで歩いている所を目撃してしまいショックを受けていた。そんな折、猿渡の妻・さち子がお見合いの話を持ち込んできた。相手は、伊集院俊彦(樋口浩二)というエリート校・英翔学園高校の教師で、静香(伊東美咲)や菊乃(中澤裕子)もうらやむ東大卒の男前。「断られるに決まっている。」と猿渡や生徒にからかわれ、負けず嫌いの久美子は、お見合いを引き受けることに決めた。それを知ったてつ(金子賢)は、もしもお見合いが成功したら、久美子が大江戸一家を継ぐ可能性が無くなってしまうと気が気ではない。©森本梢子/集英社 ©NTVプライムに登録シーズン1エピソード11 - 第11話
2002年6月25日46分慎(松本潤)、内山(小栗旬)、南(石垣佑磨)、野田(成宮寛貴)、熊井(脇知弘)の5人がたまたま手配中の連続強盗殺人犯を捕まえたことから、警察に表彰されることになった。マスコミのインタビューを一緒に受けた久美子(仲間由紀恵)は、5人から主役の座を奪って、熱っぽく教育論を語る。これがテレビや新聞で取り上げられて、久美子は熱血女性教師として有名になった。まもなく、息子の活躍を知った熊井の父親・和雄(六平直政)が、感謝の気持ちを込めて、自分のラーメン店の餃子を職員室に差し入れ。これを見て恥ずかしくなった熊井は、校内で和雄と取っ組み合いの大喧嘩を始めた。久美子は、必死で止めに入るが、とばっちりでパンチを受け鼻血をタラリ。だが、熊井親子の喧嘩はまだ収まりそうになかった。©森本梢子/集英社 ©NTVプライムに登録シーズン1エピソード12 - 最終話
2002年7月2日46分【最終話】写真週刊誌に『任侠一家の四代目』というタイトルで、熊井(脇知弘)を助けるためにやったチンピラとの立ち回りの写真を掲載され、久美子(仲間由紀恵)はたちまち窮地に陥った。白金学院には、問い合わせの電話が殺到し、久美子は職員室で猿渡(生瀬勝久)や鷲尾(斉藤暁)の冷たい視線を浴びる。だが、久美子の救いは、3年D組の生徒たちの自分に対する態度が以前と全く変わらなかったことであった。©森本梢子/集英社 ©NTVプライムに登録シーズン1エピソード13 - スペシャル さよなら3年D組…ヤンクミ涙の卒業式
2003年3月25日1時間42分3学期の全ての授業を終え、卒業式まであと10日となった白金学院高等学校。久美子は、進路が決まらない生徒が数名いるものの、落ちこぼれ揃いだった教え子たちがなんとか全員揃って卒業出来るとあって感無量だった。その頃、3年D組の生徒達は、久美子には内緒で卒業旅行として温泉へ行く計画を立てていた。参加するのは、大学合格が決まり両親と海外旅行に行くという南(石垣佑磨)を除く全員。一流大学のダブル合格を決めた慎、建築士を目指して工務店に就職する内山(小栗旬)、ラーメン屋を継ぐために調理師専門学校に進む熊井(脇知弘)らは、最後の思い出作りをしようと盛り上がっていた。©森本梢子/集英社 ©NTVプライムに登録