アカンダナンド･トリパーティーにとって、ゴーラクプルの無差別殺人事件とは、もはや語るに足らぬ過去の出来事だ。彼が見据えているのは事業の拡大とミルザープルの覇権維持。勢力地図を広げることであった。事件の恐怖を振り払えずにいる者は他にも何人かいた。その夜を生き延びた者は皆、別人のようになっている。彼らには生き延びることしか選択肢はなかった。

トリパーティー一族は、グッドゥとゴールが生きていることをまだ知らない。新たな同盟者を探し、次なる一手を探ろうとしている。無血で仇敵と和解したムンナは、祖父と父を感心させた。アカンダナンドは州首相に協力を持ちかけ、結婚式で起きた無差別殺人事件の決着をつけさせた。ゴール、ディンピーとともに逃亡を続けるグッドゥは、忠実な手下と再会し、ミルザープルの覇権奪取に意欲を燃やす。

アカンダナンドは寝室で苦戦を強いられ、専門家の助言を求めるため性科学者の元を訪ねた。ビーナは耐え難いトラウマを抱えながら、生きる理由を見いだしていく。体力の限界にあるグッドゥも、それを打ち消すだけの思考を持ち合わせていた。ゴールは闇のビジネスに巻き込まれていき、グッドゥと２人で、ディンピーの友情を利用し、トリパーティーに強烈なメッセージを送る。

アカンダナンドがグッドゥとゴールを脅威と見なすことはなかったが、ムンナの考えは違った。 アカンダナンドの要請で、ムンナは若年者層向けの政治集会を取り仕切ることとなり、州首相の娘マドゥリ･ヤダヴと共に票集めに奔走する。ビーナは夫の秘密を知る。グッドゥとゴールはララと手を組み、アカンダナンドの商売に影響を及ぼし始める。ゴールは投資の知識を持つロビンに協力を求めた。シャラドの抱える憎しみは冷静な思考を奪っていった。

アカンダナンドは、思慮なく衝動的な行動を起こしたムンナとシャラドを叱責した。ゴールはバブルの日記を読み、トリパーティー家の事情を知ることとなる。シャラドは、ビハール州の実業家ティヤギ家をアカンダナンドに紹介し、信頼を回復しようとする。幸か不幸か利害関係が一致する２つの集団が手を組むことになった。

とある事件でトリパーティー家の事業は大きく後退することとなった。アカンダナンドは身内の犯行を疑う一方で、抜け目なく窮地を好機に転じさせようとする。ムンナは家族の犠牲となり、人生の大きな節目を迎えることとなった。ラマカント･パンディットは思わぬ同志の存在に驚きを隠せない。ゴールはディヤギの双子の弟シャトルグンにビジネスを持ちかけるが失敗に終わる。選挙戦は終わりを告げた。

グッドゥとゴールは日増しに力を蓄え、周囲への影響力を高めている。バリアはグッドゥの牙城となりつつあった。私生活ではシャブナムと親密さを増しており、過去と決別すべきだと諭されていた。ティヤギ家でシャトルグンは兄バラトほどの影響力を持っていない。ゴールはその事実を見抜き、シャトルグンを利用することにする。この頃、政界では劇的な変化が起ころうとしていた。

シャラド･シュクラとJP･ヤダヴは、アカンダナンドの政治的野望を打ち砕くことに成功した。JP･ヤダヴは、ザリーナに命じ乱交パーティーを手配させる。グッドゥは、身近な人物が無残に殺され、重責を引き受けることになり、シャブナムはこれに手を差し伸べる。グッドゥと共にミルザープルの奪取をもくろむゴールは、シャブナムの動きが不満でならない。

ビーナは男の子を出産したが、子の身を案じている。ララは、グッドゥがシャブナムに接近するのが不愉快でならない。傷ついたゴールは、今の変わり果てた自分の姿に失望し、悩み苦しんでいた。モーリヤは捜査の後退にいら立ち、上官に直談判する。ムンナは、主人を裏切ったマクブールに制裁を与えた。このムンナの行動が、忠誠心に揺らぎを与えることとなる。

ビーナは過去の恐怖に決着をつけ、トリパーティー家を混乱に陥れた。マドゥリの夫となり新たな権力を手に入れたムンナは、アカンダナンドとの対決を決意する。ダッダ･ティヤギは、義弟、双子の息子を呼び出す。物語の終盤、ラマカントは信念と向き合うことになる。グッドゥとゴールはビーナとの約束を果たそうと行動に出る。そしてシャラドは自らの計画が成功するのを見届けようとするのだった。