ラザロ・プロジェクト　時を戻せ、世界を救え！

シーズン１からの続きで、世界は３週間の無限ループから抜け出せずにいる。そして、このままだと最後には地球が滅亡することが分かる。ラザロ・プロジェクトのチームは、このループを断ち切ろうと必死だ。そして打開策として、まずは特異点を発生させた科学者を見つけることから始める。ラザロ・プロジェクトに戻ったジョージは、同僚と元恋人サラの信頼を取り戻そうと必死になっている。しかしチームに復帰したものの、ジョージはラザロ・プロジェクトが掲げる“世界のために”という理念と組織の誠実さに疑念を募らせていく。ジョージは再び、ラザロと自分の信念の間で選択を迫られるのだろうか。

ジョージを始めとするラザロ・プロジェクトのエージェントたちは、ジャネットを2012年に送ったタイムマシンについて調査する。 それは、チェックポイントも超えて過去へさかのぼれる強力なマシンだ。そんな脅威のマシンを作れるのか？ エージェントたちを翻弄するのは、迫り来る人類滅亡だけではない。ある者たちの間にはロマンスが芽生え、また別の者たちの間では友情と愛が試される。そして、過去から思いがけない訪問者がジョージを捜しに来た時、彼は気づくのだった。無制限となったタイムトラベルの影響が、誰も想像し得なかったほど広範囲にまで及んでいることに…。

ラザロのチームは、タイムトラベルの背後にある科学の解明に近づいている。しかし彼らのミッションは思われているほど単純なものではなく、そのことを彼らは知らない。一方、ジョージは過去からの予期せぬ訪問者に狙われる。こうして彼は身をもって、ウェズが懸念するタイムトラベルの影響を知ることになった。未来の自分が引き起こした結果を考えなければならないジョージ。彼はどんどん深みにはまっていき、未来の自分がしたことの重大さを思い知る。

タイムマシンの不具合で、ジョージたちラザロのメンバーは間違った年に迷い込んでしまう。これは誰かの策略なのだろうか？彼らはマシンを修理して当初の目的を果たそうとするが、過去を追体験して、歴史を書き換えたいという誘惑にかられる。次々に明るみに出るラザロ・プロジェクトの秘密。ジョージたちは現代の問題を解決できることを願って、過去に答えを求めるのだった。

ラザロのチームが2012年に行く方法を模索している一方で、ジャネットはすでに2012年に来ていた。そしてグレイ博士と共に、懸命に研究を続けていた。ジャネットは、謎の組織タイムブレイク･イニシアティブによって、無理やり2012年に送られてしまったのだ。彼らのタイムマシンには欠陥があり、３週間のループを発生させてしまった。そのため彼らはジャネットを過去へ送り、開発段階でその欠陥を改善することで、ループの発生を防ごうとしていたのだ。ジャネットと共に2012年に送られたのは、娘のベッキーと威圧的な監視役ブライソンだけだ。グレイの信頼を得たジャネットは、タイムマシンの開発に力を貸す。未来を変える機会があるジャネットは、グレイ博士の暗殺を阻止しようとするのか？そして、これから起こる悲劇的な出来事の中で、ラザロ・プロジェクトや自分自身が果たす役割を、ジャネットはどう見るのだろうか？

2012年に無事たどり着いたジョージとラザロのチームは、これまでで最大のチャレンジに直面する。ジャネットを助け出し、タイムマシンの問題も解決しなくてはならないのだ。決戦の時は近い。ウェズは、グレイ博士とジャネットの研究に気づき、それを叩き潰そうと躍起になっている。 チームの知らぬところで不穏な動きも起き始め、ラザロのミッションは、これまでとは全く違う展開を見せようとしていた…。

事態は悲惨な展開を見せ、ラザロのチームの計画は思惑どおりに進まなくなる。ジョージとサラはミッションを遂行するために協力し合わなければならず、信条を曲げないウェズと対決することになる。ミッションが頓挫したように思われた時、ジョージとサラは最後の切り札があることに気づく。ただ、その切り札を使うには道徳心を捨てる必要があった。それでも２人は、その切り札を使うのだろうか？そしてジョージは「結局のところ、自分は善人ではないかもしれない」という現実を受け入れることができるのだろうか？

ついに迎えるクライマックス。過去と現在のミッション、エージェント、そして数々の問題が、壮大なスケールで交錯する。一度きりのチャンスに懸けるジョージとラザロの仲間たちは、無事に生き延び、３週間の無限ループを解決できるのだろうか。しかし、もし成功すれば自分たちの知る未来は様変わりしてしまう。どんな世界が待ち受けるのか誰にも分からない。チーム全員が、それを心から望んでいるのだろうか？