オリュンポス山から追放されたヘラクレス（アーノルド･シュワルツェネッガー）は、父ゼウス（アーネスト･グレーブズ）の意に反し地球を訪れることを決める。ゼウスが激怒して雷をヘラクレスに浴びせると、ヘラクレスは海に真っ逆さまに落ち、ニューヨーク行きの貨物船に救助される。そこで彼を世話したのがプレツィー（アーノルド･スタング）だ。プレツィーはヘラクレスを船員仲間のいる騒々しい場所から連れ去った。ゼウスの妻ユノ（タニー･マクドナルド）が、ヘラクレスの超人的な力を取り上げるために恐ろしいネメシス（タイナ･エルグ）を送り、事態は複雑化する。地元のチンピラが重量挙げの大会でヘラクレスに大金を賭けるが、ヘラクレスが勝ちを逃すと、ニューヨーク中でチェイスが始まる。
