POWER／パワー ブックIV：フォース

LAへ向かう途中、亡き家族に敬意を払うためトミーはシカゴに立ち寄るが、そこで新たな敵を作ってしまう。

When JP receives an unexpected warning, Tommy comes to his aid. Determined to lend a helping hand, Tommy approaches a local dealer proposing a business arrangement, but their introduction takes a turn for the worse. Tommy gets a sense of the Chicago drug landscape and meets potential connections.

予期せぬ襲撃を受けたJPのもとに駆け付けるトミー。JPを助けるため麻薬組織に取引の提案をするが、事態は悪い方向へと進んでいく。その中でトミーは、シカゴの麻薬ビジネスの様相を理解し始め、自らのネットワークを広げるための可能性を探る。

トミーは過去と対峙することになるが、その忌まわしい再会は一転して意外な発見へとつながる。偶然大量のコカインを見つけたトミーは即座に目を付け、何としても利益を得ようと考える。シカゴとニューヨークの麻薬ビジネスは様相が違うことを学ぶトミー。シカゴ特有の仕組みを壊そうと決心しライバル同士を引き合わせるが、根深い確執が露呈し、シカゴの有力な麻薬組織による協力体制を作ることは不可能だと判明する。一方クラウディアはそんなトミーを品定めする。

Tommy brokers a sit-down between bitter rivals in an attempt to get Chicago’s biggest drug crews to work together.

悪名高い犯罪組織が奪われたものを取り返すためトミーの仲間を捕らえる。運命のいたずらか、その犯罪組織を率いる人物はトミーがニューヨークで作った敵で、今も復讐に燃えていたのだった。トミーが助けを求めると、意外な協力者が手を差し伸べる。危険な組織と対決したトミーは、嵐を予感する。

Tommy’s former foe turned friend is at the mercy of a notorious criminal organization who resurfaces to reclaim what’s theirs. In a twist of fate, the group is led by an enemy from Tommy’s life back in New York who is still out for blood. Tommy seeks outside help but is surprised by the response of one of his new allies. After confronting the vicious organization, Tommy knows a war is coming.

When rivals return to exact revenge on Tommy, he must devise a plan to eliminate the threat and gain control.

抱えているトラブルを解決できそうな儲け話を持ち掛けられたトミー。興味をそそられ詳しく探ろうとするが、新たなビジネスを始めるには、まず問題に対処しておかなければならない。一方、報復を企てる組織のリーダーがシカゴに到着し、自分の物を取り返すためにトミーを見つけ出す。トミーはその脅威を排除し、事態を掌握するため作戦を立てる。

トミーと新しいビジネスパートナーは、シカゴの麻薬ビジネスを乗っ取るため仲間を増やしていく。トミーが提案した供給方法は利益は上がるが、高所得者向けのビジネスを好むパートナーの感性とビジョンには合致しない。パートナーは麻薬ビジネスの初心者でルールに従うことを嫌い、トミーの指示に反して他の人物と取り決めていた計画を守ろうとする。ウォルターは家族を危険に晒した相手に自らの手で報復し、図らずも全面戦争へと煽り立ててしまう。

Tommy and a new – unlikely – business partner recruit soldiers to expand and take over the drug game in Chicago.

新しいドラッグは野火の如く急速にシカゴ中に広まる。しかし、ビジネスが拡大し利益が上がってもトミーには不十分。何としてでも街全体を手に入れるため、その方法を模索する。必死で麻薬ビジネスのトップを目指すトミーは、専門家の手を借りる。そしてある決断を下そうとして、ビジネスパートナーと衝突することに。一方、ジュナールとヴィックは新しいドラッグの衝撃に出くわす。

Tommy and his business partner butt heads when Tommy makes a decision, hoping the outcome will advance him to the top of the street ranks.

麻薬ビジネスの独占を目指すトミーと仲間達は、急速に増える需要に追いつこうと手助けを求める。ある問題が迫っていることを知るトミー。自分の家族についてさらに衝撃的な事実を知ると、ビジネスにも影響が出る可能性があることに気付く。

With plans to dominate the drug game, Tommy and his crew can barely keep up with the demand and they need more help to increase their supply. Tommy knows trouble is headed his way. More shocking details about Tommy’s family surface, and he realizes the news could potentially affect his business.

Vic faces a devastating loss. Walter is ready to go to war and sends for heavy hitters from a notorious mob as extra force. Tommy soon realizes he needs more power but is turned down by one of his closest allies and is forced to turn to an unlikely resource to assemble an army of hitters.

ヴィックは大切なものを失い打ちのめされる。全面戦争に意欲的なウォルターは、札付きのマフィアから刺客を呼び寄せて万全を期す。トミーは最も信頼できる人物に援助を求めるが断られ、やむを得ず思いもよらない人物を頼り、戦力を集めるよう協力を求める。

最も身近にいた人物たちの決断により、トミーは力を失う危険に晒される。予期せぬ人物がシカゴにやって来たことで状況はさらに複雑化。その人物はトミーに拒絶されながらも、答えを得るまで街を去ろうとしない。残された数少ない仲間と、守るべき家族を抱え、トミーは助けを求める。そして真実が明らかになり、シカゴの麻薬ビジネスにおける勢力均衡は永遠に変わることとなる。ダイヤモンドは潜在的な脅威の裏に隠されていたことを知る。戦いは終わったが、決して勝負はつかない。

When the gangs face off, truths come to light, forever shifting the power balance of the Chicago drug game. This battle may be over, but the war is far from won.