スイート・カーラム・コーヒー 〜人生の交差点〜

スンダリは70歳の女性だ。必要以上に自分の生活を管理しようとする息子に嫌気がさし、孫娘のニヴェディタと嫁のカヴェリと共に見知らぬ土地への逃避行を計画する。ニヴェディタは24歳のクリケット選手だ。恋人との関係に行き詰まり、いったん距離を置きたい気持ちになっている。カヴェリは普通の主婦だ。彼女は自分をあまり大切にしない家族に心を痛めている。

３人は怪しげなモーテルで一夜を明かすことになった。カヴェリiはそこで新たな交友関係を築き、人生に目覚める。しかし自宅にかけた電話でラジャラトナムの病が告げられ、この事実が３人の旅を脅かす。

スンダリは病は息子のたくらみであることをいち早く見抜き、３人の旅を継続させる。途中、息抜きに音楽フェスに立ち寄ることにした一行。そこでニヴェディタはある人物と刺激的な出会いを果たし、カヴェリは音楽を聴きながら不意に過去と向き合うことになる。３人は思いがけない問題に直面する。

人里離れた場所で車が故障した。一行はその奥で見つけた小さな村に逗留する。そこでカヴェリは気の合う人物と出会う。スンダリはとある場所を探している。ニヴェディタは母のことを理解し始める。

スンダリの夢のお告げに従い、３人はとある寺院を訪れ外国人カップルと出会った。ニヴェディタは市場でヴィクラムと再会し驚く。３人はバイク乗りのヴィクラムに誘われ、共にキャンプをすることとなった。カヴェリはヴィクラムに連れられ、とある音楽家の屋敷を訪れる。スンダリはついに念願の住所を手に入れる。

意見の相違から３人の間に亀裂が生じた。ジュリアとロバートの結婚をめぐり、３人はそれぞれの過去に思いを巡らせ人生を見つめ直すこととなる。

スンダリが倒れた。ニヴェディタとカヴェリは、担当医師の診断を待つ間、旅の間の行動を悔やんでいる。カヴェリは数日ぶりに夫のラジャラトナムに電話をかけた。ニヴェディタは家族について何も知らなかったことに気づく。

家族が再会を果たす。旅から戻った３人が新たな生活をスタートさせ喜びを感じたその時、誰かが家のドアをノックした。