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10 エピソード
1『英国王ヘンリー8世』

1『英国王ヘンリー8世』
イタリアはウルビーノ公国で、ヘンリー8世の叔父がフランス兵によって殺害された。年来、フランスと敵対しているヘンリーは急ぎ諸侯を召集し、フランスへの開戦を宣言する。しかし、叔父が死んでもヘンリーの悲しみは表面だけで、王妃の侍女達と浮気をしたり、親友の廷臣達と遊び暮らしていた。王の信頼の厚い側近、ウルジー(枢機卿)はフランスびいきで(注・袖の下をもらっている)、どうしても開戦は避けたい。密かにフランス側と交渉を始め、和平協定の草案を作って、ヘンリーの師、トマス・モアとともに王に和平を進言した。ヘンリーはその進言を受け入れる。ウルジーは和平の実現に尽力したことを楯に、フランスの枢機卿に次期法王選出会議でのフランス票を要求し、その約束を取り付ける。
56分
2007年4月1日
2『Simply Henry』

2『Simply Henry』
Allegiances shift at home and abroad. Despite extravagant claims of loyalty to France during the "Field of Cloth of Gold" ceremonies, Henry contemplates an alliance with Charles V, King of Spain, who was recently named Holy Roman Emperor. Because he is dependent on the support of the French cardinals, Wolsey's chance to become Pope is threatened. A gift of Machiavelli's The Prince makes Henry...
57分
2007年4月7日
3『Wolsey, Wolsey, Wolsey!』

3『Wolsey, Wolsey, Wolsey!』
A new and important ally sweeps into Henry's court in the form of Charles V, the most powerful man in Europe and nephew to Henry's wife, Katherine of Aragon. To protect the very significant alliance he hopes will aid in his bid for an English role in European affairs, the King is careful not to reveal to Charles the growing distance between himself and the Queen. However, affairs of the heart...
54分
2007年4月14日
4『ヘンリーの決意』

4『ヘンリーの決意』
マーガレット王女はブランドンのエスコートでポルトガルに旅立っていった。ローマからはモアが戻り、法王に献上したルターを批判する冊子の返礼として、ヘンリーに「信仰の擁護者」の称号が下されることを告げる。またヘンリーのもとにはアン・ブーリンからの手紙と共に、彼が贈ったブローチが返されてきた。アンは宮廷を去って、父親の領地に戻ってしまっていた。心の晴れないヘンリーは憂さ晴らしにフランス王の妹だというマルグリットと関係を持ったりもするが、アンを忘れられず、彼女に宮廷に戻って欲しいと手紙を出し、新しい首飾りを贈る。 ミラノで戦っていたカール皇帝から使者が来て、フランス軍に大勝を収めたことが知らされる。その後の対仏本土決戦のための準備もウルジーの手で着々と進んでいた。一方、ウルジーによってロンドン塔に送り込まれたペイスは釈放されることになったが、そのときはすでに彼は精神を病んでいた。
58分
2007年4月21日
5『悲しき王妃』

5『悲しき王妃』
トマス・ブーリンをロッチフォード子爵に叙した爵位授与式で、ヘンリーは非嫡出の息子ヘンリー・フィッツロイを、リッチモンドおよびサマセット公爵に叙した。正妻のキャサリンの娘メアリーより、愛人の息子を次期王位継承者にしたことでキャサリンは憤り、さらにメアリーの婚約者であるカール皇帝が約束を破ってポルトガル王女と結婚したことを知ってショックを受ける。 アンとキスまでこぎつけたヘンリーは、早くキャサリンとの婚姻を無効にしたくて仕方がない。ウルジー枢機卿の取り計らいで司教たちを集めて内密に審議させるが、法王が特別免除した結婚を、離婚に至らせることに反対の声が上がる。 キャサリンは最愛の娘と引き離されることになった。またヘンリーとの結婚が無効であること、宮殿から退去させられることをヘンリー本人から聞かされ泣き崩れる。
55分
2007年4月28日
6『落日の兆し』

6『落日の兆し』
家門の栄達とウルジー失脚を謀るためのノーフォーク=ブーリンの共同戦線は着々と目的に近づき、アンはヘンリーの心を虜にしていた。アンは父や叔父の命令ではじめは打算で王に近づいたのだったが、ヘンリーの愛にしだいにほだされ、その心は複雑だった。ウルジーはパリに発っていった。表向きはフランスとの和睦や不安定になっているヨーロッパの和平を図るためだったが、本当の目的はヘンリーのために、キャサリンとの婚姻無効の許可を取ることであった。法王が神聖ローマ帝国の皇帝に捕らえられている状況では、法王の許可はあてにできない。ウルジーは枢機卿会議を主催し、自分が法王の代わりを務める気で、王にもその成功を約束していた。
57分
2007年5月5日
7『神の怒り』

7『神の怒り』
宮廷から離れた地にあるコンプトンの城で、コンプトンが粟粒熱に冒され死亡した。かつて深い仲にあったトマス・タリスの悲しみは深く、コンプトンのために鎮魂歌を作曲する。そんな中タリスは、作曲の合間に訪れた双子の片割れジョアンに神々しい光を見出だし、恋に落ちた。ヘンリーはフランスと再び同盟を結び、カール皇帝と対峙することとなった。これに一役買ったウルジーは、王の婚姻を無効にさせることについては、ローマ法王が幽閉されているオルヴィエートに2名の使節を送り法王を説得する策を講じたことで、ヘンリーからの信頼を取り戻す。フランスからはベレー大使が訪れ、フランス軍がナポリにいる皇帝軍を征服し、皇帝をイタリアから追い出すのも時間の問題であることをヘンリーに告げた。
56分
2007年5月12日
8『世紀の裁判』

8『世紀の裁判』
教皇特使のカンペッジオ枢機卿がロンドンに到着した。法王クレメンスの代理として、ヘンリーの婚姻無効の是非を争う裁判を、ウルジーと共に行うためである。迎えたウルジーは、ヘンリーの意向に添わない裁決を出した場合は、イングランドがローマから離反するだろうとカンペッジオに脅しをかける。 ヘンリー王と会見したカンペッジオは、王妃キャサリンが修道院に引きこもれば、キャサリン自身の体面も守れ、八方上手く収まると提案し、ヘンリーを喜ばす。しかしキャサリンとしては、「本当のことを」言うしかなかった。すなわち自分は王の「本当の」妻で、別れるつもりはないと。 王の離婚問題で揺れる宮廷ではあったが、疫病の収まった今、タリスは死んだジョアンの姉妹ジェーンを訪ね、結婚を申し込む。またアンもクロムウェルから宗教改革者の本を受け取る。彼女もルターのシンパなのだ。
55分
2007年5月19日
9『栄華の終わり』

9『栄華の終わり』
王妃不在の中、ヘンリーの結婚無効の是非をめぐる裁判は続けられた。キャサリンが前夫と肉体関係にあったことを証言する者も現れるが、決定打には欠けていた。またキャサリンは、ヘンリーに屈しろと言うウルジーの説得に応じない。王妃を応援する民衆も目立つようになった。キャサリンの弁護人フィッシャーは結婚の正当性を訴え、命の危険をかえりみずヘンリーの不倫を弾劾するのだった。結局、裁判はローマ法王庁へ差し戻されることになり、判決は再び延期された。これはキャサリンを思う皇帝の働きかけにより、ローマ法王がカンペッジオに指示を出したものだった。ヘンリーはローマへ召喚されることとなる。アンは、裁判が思うように進まない不満をヘンリーにぶちまけたり、ヘンリーの元を一時去るなどしてヘンリーを焦らせ、すっかり意のままに操っていた。
51分
2007年6月2日
10『獅子の目覚め』

10『獅子の目覚め』
ウルジーを罷免したヘンリーは国王の補佐機関である枢密院を作り、張り切って自ら政事に臨んでいたが、あらためてウルジーがいかに有能だったかを思い知らされていた。彼の心は、ノーフォークの危惧するとおり、しだいにウルジー復帰へと傾いていく。離婚裁判は膠着状態にあり、それを打開する方法としてクロムウェルはヘンリーにある提案をする。この件は法律問題ではなく神学上の問題であるから、ヨーロッパ中の大学の神学者の意見を訊けばよい、彼らは王に肯定的な判断を下すだろう、というものだ。ヘンリーは早速、神学者の意見を訊くため、クロムウェルを大陸に派遣する。いっこうに王妃になれずにいるアンだったが、彼女は次第に驕慢となっていく。父親も伯爵に叙されてブーリン家はわが世の春を謳歌していた。このブーリンにヘンリーは皇帝と法王にあらたな訴状を渡す任務を与える。
54分
2007年6月9日















