8 エピソード
1『庭には二羽ニワトリがいた。』

1『庭には二羽ニワトリがいた。』
2019年、人類と宇宙人の間で始まった戦争は、宇宙人が持つ強力な「変形」により人類の敗北に終わった。わずかに生き残った人類は地球で散り散りとなり、既に滅亡したという噂まで流れていた。宇宙人は人類が残した文化を気に入り、地球に住み着いてかつての人類のような生活を送っている。そんな世界に暮らす宇宙人の学生・陽平は、飼育係として学校で二羽のニワトリを世話していた。だが、このニワトリたちにはある秘密が……。
2『佐々木くんが銃弾止めた』

2『佐々木くんが銃弾止めた』
担任の川口先生に強い想いを抱く学生・佐々木。川口先生を見るだけで胸が高鳴り、ついには彼女を神様と崇めるまでの心酔ぶりである。春休みの補習も、川口先生に会いたいがために自主的に参加してしまう。そこに拳銃を持った男が乱入してきた! 彼は川口先生の高校時代の同級生・桑野。過去に川口先生に振られた腹いせに、生徒たちを人質にある要求を突きつけてきた。川口先生のため、佐々木は銃を向けられながらも立ち上がる!!
3『恋は盲目』

3『恋は盲目』
高校卒業を翌日に控えた生徒会長・伊吹は、これまで生徒会を支えてくれたユリを下校に誘う。海外大学への進学を決めた伊吹にとって、これはユリと過ごす最後の時間であった。長年秘めてきた恋心を彼女に伝えるため、伊吹は強い決意とともにユリと学校を出ようとするが……。様々な障害が現れては、伊吹たちの下校を阻む! 「それどころではない」伊吹は、ユリに想いを告げることができるのか――⁉
4『シカク』

4『シカク』
幼少期より親に虐待されて育った少女は現在、「殺し屋シカク」としてその名を馳せていた。シカクの評判を聞いた吸血鬼・ユゲルは、3500年にも及ぶ不死の生活に退屈し、シカクに自分を殺すよう依頼する。しかしシカクの力をもってしても、ユゲルの依頼に応えることはできなかった。仕事から戻ったシカクの頭の中は、自分の存在を初めて許容してくれたユゲルのことばかり。彼女の胸を苦しめるこの強烈な感情とは……。
5『人魚ラプソディ』

5『人魚ラプソディ』
海辺の町に暮らす少年・トシヒデの宝物は、海の底に捨てられている人魚のピアノ。人魚の母親を持つトシヒデにとって、これを演奏している時だけが母親との絆を感じる瞬間である。ある日、いつも通りピアノを演奏していたトシヒデは、隠れて聴いていた人魚の少女・シジュと出会う。トシヒデは彼女に助けられたお礼としてピアノを教えることに。徐々に交流を深めていく二人。しかし人魚は人間を食べる恐ろしい存在で……。
6『目が覚めたら女の子になっていた病』

6『目が覚めたら女の子になっていた病』
少年・トシヒデは、ある日目が覚めたら女の子になっていた。これは世にも珍しい症例で、一生治らない不治の病らしい。美少女と化したトシヒデはクラス中から奇異の目を向けられ、男子たちの嫌がらせの標的にされてしまう。その時トシヒデを助けたのは、恋人・リエの兄・アキラだった。トシヒデはアキラの男らしさに魅力を感じ、自分が心まで女の子になってしまったことを思い知る。リエとの関係、そしてトシヒデの決断とは⁉
7『予言のナユタ』

7『予言のナユタ』
ケンジの妹・ナユタは「人の心を持たず、やがて世界を滅ぼす」と予言される悪魔の子である。頭には鋭いツノが生え、会話ができず、動物を殺しては死肉を食らい、周囲の人々から忌み嫌われていた。しかしケンジにとっては大切な家族だ。兄としてナユタを守るため、亡き両親に代わって必死に働き続ける。その一方で、理解が及ばない妹にケンジの悩みは募るばかり。ある日ついに、ナユタが人々の怒りを買う大事件を起こしてしまう!!
8『妹の姉』

8『妹の姉』
ある朝、光子(18)が美術学校に登校すると、玄関に自分の裸の絵が飾られていた! それは光子の妹・杏子が描いた作品だった。しかもコンクールで金賞を獲得したこの絵は、学校の慣例として一年間は展示され続けるという! 全校生徒に自分の裸を晒された光子は、この屈辱を晴らすために自分も杏子のヌードを描くことに。姉の威厳を見せつけようと絵に向き合う光子の胸に、久しぶりに会話した妹との思い出が去来する……。

















