グランド・ツアー

パンデミック後初のロードトリップで、ジェレミー、リチャード、ジェームズはスカンディナビア北極圏の氷に覆われた荒野に向かう。それぞれお気に入りのラリーカーを駆る３人を待ち受けていたのは、冷戦時代の潜水艦基地、凍った湖のレーストラック、クラッシュにスキー場での大混乱と、災難必至の大冒険！自家製ハウスを引きずって、ノルウェー海岸からロシア国境までひた走る。

ジェレミー、リチャード、ジェームズは、中央ヨーロッパを目指し、誰も思いつかないような車で、誰も想像しなかったような車の旅に出る。ポーランドのグダニスクからスロバキア、ハンガリーを経てスロベニアまで、2250キロに及ぶ壮大な道のりだ。３人はソビエト連邦式のF1を体験し、恐ろしいアーチャーたちに襲われ、有名なレーシングドライバーを仲間に引き入れる。やがて旅はワイルド･スピードのようなクライマックスを迎える。

今回の舞台はアフリカ。人も車もまばらな国モーリタニアで、我らが３人組は長い歴史を持つパリ･ダカールラリーのルートをたどる。３人にはダカールラリー仕様のマシンではなく、お手頃なスポーツカーを改造し走破せよとの指令が。旅は世界一長い列車との遭遇から始まり、過酷なサハラ砂漠や危険な川の横断に挑むことになるが、一方で生命線である給油車を爆発させないという難題にも取り組まなくてはならない。