バルトの楽園

バルトの楽園

1914年、第一次世界大戦で日本軍はドイツの極東基地・中国の青島(チンタオ)を攻略。ドイツ兵4700人は捕虜として日本各地にある収容所に移送された。厳しい待遇が当然の収容所の中で、奇蹟のような収容所が徳島にあった。坂東俘虜収容所の所長を務める会津人の松江豊寿(とよひさ)は、陸軍上層部の意向に背いてまでも、捕虜たちの人権を尊重し、寛容な待遇を以って接した。捕虜達はパンを焼くことも新聞を発行することも、楽器を演奏することも、更にはビールを飲むことさえ許された。また、言語・習慣・文化の異なる地域住民の温かさに触れ、収容所生活の中で、生きる喜びを見出していく。そして休戦条約調印、大ドイツ帝国は崩壊する。自由を宣告された捕虜達は松江や所員に感謝を込めて、初めてベートベン作曲『交響曲第九番 歓喜の歌』を演奏することに挑戦したのであった。(C)2006「バルトの楽園」製作委員会
IMDb 5.62 h 14 min2006ALL
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