ＢＭＦ：ドキュメンタリー：アメリカの犯罪ファミリーの真実

1980年代初めのデトロイト。フレノリー家の息子たち、ミーチとテリーは一家の苦しい家計を見て、家族を助けるためにドラッグの取引に手を出す。2人の羽振りはよくなっていくが、成功が最初の大きな試練を呼ぶこととなる。

デトロイトのドラッグ業界が群雄割拠の時代を迎えたことで、戦争を生き抜いた者たちに富と名声を手に入れるチャンスが訪れる。

ドラッグ帝国を築き、新たな人生を手にするべく、ミーチがアトランタに進出。カルテルとのつながりを獲得し、全米中に忠実な売人たちのネットワークを構築して“ブラック・マフィア・ファミリー”を誕生させる。

ＢＭＦがアトランタで最先端のブランドとなった。ミーチとテリーはＢＭＦエンターテインメントを創設し、音楽業界に参入。しかし２人が富と名声を築くにつれて、当局から目をつけられ始める。

捜査機関がＢＭＦの立件に動き出し、カギとなる証拠集めに奔走する。ミーチの派手な暮らしは、組織に亀裂を生み始めていた。

フレノリー兄弟の不仲がさらに深刻化し、ＢＭＦのメンバーも分断されていく。また当局の重大な発見により、ミーチは人生における一大決心を迫られる。一方、重大なミスを犯したのはテリーのほうだった。

ミーチはまだ気づいていないが、残る仲間たちの忠誠心はもはや信用ならない。１つ、また１つとドミノが倒れていく。

ミーチとテリーは刑務所行きという結末を避けるべく奮闘する。一方、リル・ミーチは父とは別の道を歩むことを決意する。