突然、母親を亡くしたタイラー･キャメロンは、故郷のフロリダ州ジュピターに帰ってくる。家族と再会し、自身の夢だった建設会社イメージ･ワンを立ち上げ、家を改築するという母親の夢をかなえるためだ。最初の顧客は、初めての家を改装したがっている婚約したてのカップル。タイラーたちは限られた予算の中で、２人を驚かせるような改装を目指す。

順調なスタートを切り、次のプロジェクトに取り組むタイラーとイメージ･ワンだったが、大規模な改装をしつつ、顧客の要求に応えるという新たな課題に直面する。一方、タイラーと弟のライアンは、大規模な改築に備えて母の家を片付けるという大変な仕事を始める。

イメージ･ワンの次の顧客はタイラーの高校時代の恋人だ。素晴らしい改装をしなければというプレッシャーがいやが応にも高まる。母親の家の改築に際し、タイラーは家族の友人にデザインのアドバイスを求め、作業を始める前に幼少期を過ごした家で最後のひとときを過ごすことを計画する。

タイラーとロブはご近所さんに親切にした報酬として、平凡な車庫をスポーツカーのショールーム並みに改装する依頼を受ける。一方、タイラーは父への感謝としてサプライズを計画する。タイラーと弟たちは、父が外出している間に力を合わせて父の家の改装を極秘裏に行う。

タイラーはおじ夫婦を説得して、彼らの住む豪邸の改装を受注する。だがハウイーおじさんは、タイラーにとってこれまでで最も厳しい顧客であることが判明し、ミシェルおばさんからはクリスマスまでに仕事を終わらせるよう求められる。彼らの要望に沿うため、タイラーは絶えず変更指示に応えねばならず、納期に間に合わせるのは至難の業だと判明する。母の家では、タイラーと２人の弟たちが改築を始める。

家族が設立した、母親の名前を冠した基金が資金集めパーティーを行うことになり、その準備に追われるタイラー。一方で、彼は荒れ果てた家を素敵なバケーションレンタルに変えるため、投資家を連れてくる。だがシロアリの被害により改装には多額の費用がかかることが判明。海をイメージしたバケーションレンタルを実現するため、別の方法を見つけることを余儀なくされるタイラーだが、果たして新しいビジネスパートナーに好印象を与えることはできるのか？

これまで以上に多忙を極めるイメージ･ワン。母親の家の改築が進む一方、タイラーの高校時代の友人は、初めて購入した家を究極の独身者の住まいにしたいと考える。彼は小さな家に大きな夢を抱いており、プロジェクトの規模はすぐに大きくなる。３つめのプロジェクトがタイラーの元に舞い込み、彼は昔の恋人に助けを求める。

タイラーは元共演者のハンナ･ブラウンを招き、ご近所さんのメインスイートのデザインを手伝ってもらう。母親の家の改築が完成に向かって急ピッチで進む中、タイラーは裏庭のおもてなしスペースを完成させることに集中する。それは、まさに母がずっと望んでいたものだった。お披露目の日には、見事に生まれ変わった家がタイラーの友人や家族に紹介される。母親の家に生活と笑いが戻ってきた。