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ブルは父親になる準備を進める一方、仕事では優秀な社内弁護士ベニーを失い行き詰まっていた。ブルが元妻でありベニーの姉でもあるイザベラ（ヤラ・マルティネス）と再び深い関係を持ったことから、ベニーは怒ってTACを去ったのだ。そんな折、過失致死罪で起訴された若いバーテンダーの弁護を引き受けたTACチームは、法廷で苦戦を強いられる。

カリスマ女性起業家のホイットニー・ホランド（リズ・アルダーファー）は、画期的な淡水化装置の実用化をうたい投資家から開発資金をだまし取ったとして、詐欺罪で連邦検事局に起訴される。ホイットニーを"先見の明のある研究者"とみなしたブルは、サポートを決意。陪審員には、ホイットニーのことを"だます意図のない単なる夢想家"と思える信念体系の持ち主を選ぶ。

ベニーが地区検事局にいた頃の裁判が焦点となる。３人を殺害したとして有罪となった服役囚エディ・ミッチェル（マルコム・グッドウィン）を無実だと信じるチャンクは、法律実務研修の一環で再審請求をするが、かつてエディを訴追した検察チームにはベニーも加わっていた。

ソーシャルメディアで活躍する有名なインフルエンサー、セイディー・ワシントン（クリス・マーシャル）は、自らが築いた会社の経営権を取り戻そうと、後見人である父親を訴える。会社はセイディーが人前で精神病の発作を起こして以来、父親に全権を引き継いでいた。ブルはセイディーをサポートするにあたり、精神的に不安定であるという世間の思い込みに対抗するため、やり直すチャンスを与えたいと思う陪審員を選ぶ。

ストリッパーのジェシカ（アンジェリック・ザンブラーナ）が、勤務先のクラブで不動産王に暴行されたと主張。警察に被害を届けたものの、刑事事件として扱えないとして捜査を打ち切られる。ジェシカを救いたいテイラーは、その不動産王に対する民事訴訟をサポートするようブルを説得。TACチームは、好感度の高い有名人の被告を相手に法廷で苦戦を強いられる。

富豪の経営者レイチェル・エリオット(フランチェスカ･ファリダニー)が夫を殺害した罪で起訴される。ブルとTACチームは弁護をサポートするが、酒に酔って何も覚えていないというレイチェルを、どうすれば有効に弁護できるのかと頭を悩ませる。"怒りを抑えられない"との評判がレイチェルにとって不利になると考えたブルは、感情を抑えられない人を嫌う傾向にある"怒りバイアス"を持つ人を、陪審員から外す。

ブルは10代のクライアント、アンドリュー・ズビシェク(ジョアン･グラン)の弁護をサポートするが、勝訴は不可能に思われた。アンドリューはすでに、母親に無残な死に方をさせた医師を誤って殺したと自白していたのだ。

ブルは大学時代の友人エリック・クロフォード(セバスチャン・アーセラス)の弁護をサポートする。エリックの拳銃で遊んでいた末息子が長男を死なせたのは、エリックの怠慢が原因であるとして起訴されたのだ。

ブルは大手保険会社から、彼らの顧客であるピザ店のオーナー夫妻をサポートしてほしいと頼まれる。10代の少年がピザ店の屋上に設置された看板に上ってケガをしたのは、店側の過失であるとして訴えられたのだ。しかし裁判が進むにつれ、ブルはその争いに実質的な勝者がいないことに気づく。負ければオーナー夫妻は生活の糧を失い、勝っても少年は二度と歩けないかもしれない。和解が最善の策にも関わらず、保険会社はそれを拒んでいた。

TACはクリスマス前に無償で殺人案件の弁護を引き受けるものの、ブルが裁判長に個人的な恨みを買っていたため、勝訴するには、まさにクリスマスの奇跡が必要となる。一方、マリッサは会社でのクリスマス・パーティーをたっての希望で開催し、テイラーは新しい恋に踏み出す。

マリッサの友人スティーヴン(アーロン・ディーン・アイゼンバーグ)が子供の頃に虐待を受けたとして、実業家として知られる小児性愛の男を訴える。サポートを引き受けたブルは陪審員に、踏みにじられた個人の尊厳を取り戻したいと願うスティーヴンの想いに共感できる人を選ぶ。

スクールカウンセラーのレジー(ドン・ギロリー)は、勤め先の名門寄宿学校で、運動部の生徒がトレーニング中に突然死したことを受け、友人であるチャンクを通してブルに相談を持ち掛ける。生徒の両親が、学校に対しその死をめぐる訴訟を起こすためのサポートをしてほしいと言うのだ。

不妊治療クリニックのミスで他人の精子から誕生した子供を育てる夫婦が、生物学的な父親から親権を求めて訴えられる。代理人を務めるブルとベニーは、どんな戦略をとるべきか頭を悩ませる。というのも、TACの技術は陪審員の分析に特化しており、裁判官が最終的な判断を下す家庭裁判所の案件には使えないからだ。

医師のサミール・シャディード(ババク・タフティ)が、大学に裏口入学したとして連邦検事局に起訴される。ブルはサポートを頼まれるが、裁判はちょうどブルの元妻イザベラ(ヤラ・マルティネス)が出産を予定している時期だった。ブルは出産への立ち会いに備えながら、名門大学の不正入学問題として全国的なニュースとなっている裁判に取り組む。

ブルは、殺人罪で起訴された旧友ヴィヴィアン・ケイヒル(アンナ・ウッド)をサポートする。ヴィヴィアンは借金を抱えたギャンブラーで、遺産を早く相続するために裕福な父親を殺したとみなされていた。クライアントが父親と複雑な関係にあったと知り、ブルとベニーは陪審員に、家族関係がうまくいっていない人を選ぶ。

姪にあたる少女を父親の虐待から救うため、何年も前に誘拐し育ててきた女性をサポートするため、ブルは陪審員に法を無視させることを決意。陪審選定では、女性が姪を誘拐したことにより、その命を救ったと信じられる人を選ぶ。

炭そ菌の研究者ナタリー・レズニック博士(ブルック・ブルーム)が、街を恐怖に陥れている炭そ菌攻撃を実行したとして起訴され、ブルはそのサポートを引き受ける。博士に不利な証拠は揃っているものの、ブルは警察が、炭そ菌の脅威を早く拭い去り、市民のパニックを抑えようと焦るあまり、誤って無実の人を逮捕してしまったと証明しようとする。

死者を出した列車の衝突事故を引き起こしたとして起訴された運転士は、その事故で負った脳損傷のために当時の記憶を失っている。サポートを引き受けたブルは、法廷で初めての試練に見舞われる。クライアントの記憶喪失が"事故は運転士の人的ミス"と主張する検察側に有利に働くことを知っているブルは、運転士を雇っている会社にもミスの責任はあると主張することにする。

ブルは連邦検事局に起訴された理想主義の州裁判官デューガン(ケルシー・グリフィン)をサポートする。デューガンは自身の法廷で証言した女性が、法廷内で連邦捜査局に逮捕されないよう計らったことから、司法妨害の罪に問われたのだ。陪審選定に臨むベニーは、"法の解釈は様々"との見地から、デューガン裁判官が法を破ったのは、法廷という聖域を守るためだったと信じられる人を選ぶ。

テイラーの友人をひき逃げによって死亡させた車の運転手が、外交特権を主張して刑事訴追を免れることになる。テイラーは、実際に運転していたと思われる別の女性を相手取って訴訟を起こし、ブルとTACチームがサポートする。