この作品は、黒人への偏見が根強いアメリカ南部の小さな町での人種差別を取り上げている。映画界のレジェンドであるグレゴリー・ペックは、白人女性への暴行容疑で告発された黒人男性を弁護するシングルファーザーの弁護士を演じ、アカデミー賞を受賞した。正義を貫くことを決意した弁護士は、自分や家族が排斥され、脅しを受けることがあっても、決して屈しない。ピューリッツァー賞を受賞したハーパー・リーの小説を原作とする本作は、アカデミー賞で作品賞を含む8部門にノミネートされ、そのうち3部門で受賞した。また、アカデミー賞の受賞経験のあるロバート・デュヴァルの映画デビュー作でもある。アメリカ国立フィルム登録簿にも選出されている名作。