フィアー・ザ・ウォーキング・デッド

安全と思われた「終着駅」で囚われの身となってしまったリックたち。再会した仲間と共に脱出を試みるも捕まってしまう。一方、彼らが連れ出されるところを、柵の外から見つめる人物がいた。

キャロルの助けで終着駅から脱出したリックたちは再会を喜び合う。そんな中、一行はウォーカーに囲まれている神父と遭遇する。彼は無垢なふりをするが、何かを隠しているように見える。

リックに対し、ギャレスの残酷な宣戦布告が示された。先へ急ごうと提案するエイブラハム、ダリルとキャロルの帰還を待つと主張するリックは激しく衝突する。その場は一触即発の状況となる。

戦いのさなかに何者かに連れ去られたベスは、病院で目を覚ます。そこには何やら不穏な空気が渦巻いていた。やがて、そこから逃げ出した女性が、ウォーカーに噛まれた状態で連れ戻される。

エイブラハムたちは、グレンとマギーを連れバスでワシントンDCを目指す。しかし突然車体が転倒し、ウォーカーに囲まれてしまう。ユージーンは覚悟を決めて初めてナイフを手にする。

キャロルとダリルはベスを連れ去った車を追うが、見失ってしまう。キャロルは捜索を続けながら、何も尋ねてこないダリルと自分に対し苛立っていた。そしてそこに銃を持った男が現れ、にわかに危険な状況となる。

帰還したダリルからキャロルとベスの状況を聞いたリックたちは、2人を救うためにグレイディ記念病院へと向かう。一方、ユージーンの言葉が偽りだったと知ったエイブラハムたちは、茫然自失の状態に陥る。

ラムソンが逃走し、リックたちは出方を考え直す必要に迫られる。教会では、密かに抜け出したゲイブリエルがウォーカーの大群を引きつけてしまう。病院のキャロルは、いまだ目を覚まさぬままだった。

ベスを失ったリックたちは、傷心に耐えながらノアを連れて彼の故郷へと向かう。その町は壁に囲まれ、安全であるはずだった。道中、車に揺られながら、各々が自分の行動を振り返り、思い悩む。

ワシントンDCまで60マイルほどの所でガソリンが切れ、一行は徒歩で進む。アトランタを発ってから3週間が経過し、水も食料も体力も消耗しきっていた。そして精神的にも限界に達したサシャが、あらぬ行動に出る。

突然現れたアーロンという男は、付近にあるというコミュニティーに一行を受け入れたいと申し出る。しかしリックは警戒しそれを拒む。そんな彼をミショーンが説得する。そして一行はアーロンについていくことにする。

アーロンのコミュニティー・アレクサンドリアに迎えられたリックたちは、元議員のリーダー・ディアナの個別面談を受ける。町は豊かで安全であるように見えた。しかし、なおもリックとダリルは警戒を解かずに構える。

廃屋に隠しておいた銃がなくなっていた。リックはアレクサンドリアの誰かが持ち去ったと考え、危険な事態を想定し作戦を立てる。そんな中、一行はディアナの自宅での歓迎パーティーに招かれる。

一行は割り振られた仕事に励む。グレン、ノア、タラは停電した町の電力復旧に必要な器機を調達すべく、ユージーンとエイデン、ニコラスを連れてある倉庫へ出向く。しかしそこで、突然ウォーカーの襲撃に遭う。

スカウトに出かけたダリルとアーロンは、Wの文字が刻まれた死体をいくつも発見する。一方、サシャ、イーニッドはいまだ町になじめていないようだった。新たな生活の中、各々が抱える問題が顕在化し始める。

モーガンはリックを追いワシントンDCを目指していた。彼は、その道中で額にWの文字が刻まれた男と遭遇する。アレクサンドリアでは、ある騒動を起こしたリックが拘束され、彼の今後についての話し合いが持たれる。