９月の朝 ～カサンドラの物語～

ジェルシーニョが出場する算数の大会からの帰り道、カサンドラは車が故障したため父に助けを求めざるを得なくなる。ジェルシーニョとレイジはロウレンソと会えて喜ぶが、カサンドラは再会に動揺し、理想化していた母親のイメージも崩れ始める。

サンパウロでカサンドラはお気に入りの家族であるメタモルフォーゼのメンバーの元に戻り、慌ただしい仕事の日々を再開し、イヴァウドとも会う。しかしヴァヌーザとうまく向き合えず、自分のショーのセットリストにも悩み始める。モヘッテスにいるレイジとジェルシーニョは、カサンドラの父とその新しい妻と過ごし、多くのことを学ぶ。

レイジとジェルシーニョはサンパウロに戻るが、ジェルシーニョは望んでいた場所では暮らせない。カサンドラは学校へジェルシーニョを迎えに行くことに同意。イヴァウドは娘のイヴァーナをメタモルフォーゼへ連れていき、カサンドラに会わせる。

カサンドラはバイクが壊れたため、代わりの配達手段を見つけなくてはならなくなる。ホベルタは友達のカサンドラを助けるため、バーテンダーとして働かないかと提案。レイジはジェルシーニョの誕生日パーティーを計画。そして車を売ろうとしていた時に思わぬ提案を受ける。カサンドラはお金を手に入れるため、大事な物を売る必要に迫られる。

カサンドラはメタモルフォーゼでバーテンダーの仕事を続けるが、金銭的な問題は続いている。そんな中、カサンドラはジェルシーニョの機転に助けられ、どうにか新しいバイクを手に入れる。レイジは新しい仕事が順調で、デシオはソロで初のショーを行う。

新しいバイクを手に入れたカサンドラは息子のパーティーに行くため、失った時間とお金を取り戻そうと頑張る。ジェルシーニョは誕生日にもらったお金をカサンドラにプレゼントを買うために使う。カサンドラはメタモルフォーゼのメンバーに息子を紹介。そして遂に母親に会おうと考える。