「土壇場のレイヤー･ケーキ」はすべての呪いを解いたと同時にチャック・ハンキンスも町に呼び戻してしまった。チャックの居場所を捜す料理の材料となるスパイスは、年に一日、ハロウィーンの日にしか収穫できない。そこでケリー、ハンナ、ダービーの３人は、魔法の料理を作って去年のハロウィーンにタイムスリップする。過去の自分たちに鉢合わせしないようにスパイスを捜すのだが…

「人探しみそスープ」で確認した結果、チャックがサフラン・フォールズにいないことが判明する。３人は別の方法でチャックを見つけようと、「牛をなだめるサンドイッチ」という魔法の料理を作るのだが、それを食べた祖母にも魔法がかかってしまい…

チャックは記憶を失っていた。1965年のプルオット祭りのことを何も覚えていなかったのだ。だが、祖母たち３人は彼を信用しない。チャックに必要なのは人を信じる心だと考えたケリーたち３人は、「信じてタブーレ」をチャックに食べさせる。そしてケリーたちの力を借りて、現代の髪型と服を手に入れたり、スマホでメールの方法を教わったりと、徐々に60年代らしさから脱却していく。そんな中チャックは過去の記憶の断片を見るのだが…

1965年の真実について祖母たちは多くを語らない。ケリー、ハンナ、ダービーの３人はチャックが50年間、行方不明になった原因を探るため、「壁は見ていたタコス」を作る。一方、記憶を取り戻したチャックは事故にあいそうになったバディを助け、それを理由にスコットに近づくのだった。

父親がチャックにだまされていると知ったケリーは２人を見張りつつ、ハンナとシルヴァーズさんに、「レモン・ライエム・ミント」という、嘘を見抜くキャンディーを作ってもらう。それを食べたスコットは、チャックの嘘に気づく。一方、父親の彼女のことをよく思っていないダービーも自分の父親に魔法のキャンディーを食べさせるのだが…

ケリーたちは「直してチキン」という料理を作り、ジェイクのフードバイクを直し、よりデラックスに改造する。３人は魔法のせいで、壊れたり破れたりしたものを見ると直さずにはいられなくなっている。そして魔法の力でケリーはチャックの中に何かを見つけるのだった。

ケリーは料理本の数字に導かれチャックの隠れ家にたどり着くのだが、透明で何も見えない。そして「見せてよビネガー・パイ」の力でチャックのトレーラーともう一冊の料理本を見つけるのだった。

古いトレーラーで見つけたチャックの料理本には、ケリーたちが過去に作ったレシピがすべて載っていた。本を奪うために、「タフ貝ほうれん草」を作り、怪力を手に入れ、料理本を盗む作戦を立てるのだが…

チャックはケリーたちが料理本を奪ったことに気づき、３人と前の本の所有者の祖母たち３人に眠りの呪いをかけた。一度眠りに落ちると１年眠り続けるという呪いだ。６人は眠りに落ちる前に料理を作れるのか。

ケリーはこのところ魔法に頼ってばかり。とうとうハンナとダービーに料理本を隠されてしまう。一方チャックはサフラン・フォールズに戻る方法を見つけていた。ジェイクの姿を借りて。

ケリーは料理を作ってチャックの秘密を探る。周りの人々が次々と秘密を打ち明けていくのだが、かえって新しい悩みが増えてしまう。そんな中料理本の少女に隠された秘密が明らかになる。

ケリーたちはチャックの秘密を調べ続けた。ジェイクを救う料理のレシピはみつかるのだろうか。

ケリーたちはハンナが本に吸収される前にチャックの魔法を解こうと急ぐ。そしてチャックの過去と家族の秘密が明らかになる。